施設基準に関する院内掲示
医療情報取得加算、医療DX推進体制整備加算
当院は、マイナ保険証の利用を通じて、受診された患者様の診療情報を取得・活用することにより、質の高い医療の提供に努めています。
医療DX推進体制整備について以下の通り対応を行っております。
〈当院での対応〉
- マイナンバーカードの健康保険証利用ができます。また、使用について、お声掛けやポスター掲示を行っております。
- オンライン資格確認を行う体制を有しております。
- 医師がオンライン資格確認を利用して取得した診療情報等を診察室等で閲覧または活用できる体制有しております。
- 電子処方箋を発行する体制は本年6月から開始予定です。
- 電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制については厚生労働省より発表される情報待ちです。
国が定めた診療報酬算定要件に従い、下表のとおり診療報酬点数を算定します。
※初診:マイナ保険証利用 | あり:1点 なし:3点 |
※再診:マイナ保険証利用 (再診は3月に1回) |
あり:1点 なし:2点 |
マイナ保険証により正確な情報を取得・活用することで、より質の高い医療を提供できるため、マイナ保険証を積極的にご利用ください。
外来感染対策向上加算
※外来感染管理向上加算:6点
当院では、受診歴の有無に関わらず、発熱およびその他の感染症を疑わせるような症状を呈する患者様の受入れを行っています。
一般の患者様と発熱患者様の動線を分けるため、受診前には必ず電話予約をお願いいたします。
〈院内感染対策〉
- 院内感染対策に係る体制
当院では感染防止対策部門の設置し、院内感染管理者を定め、クリニック全体で感染対策に取り組んでいます。 - 感染症対策の業務内容
当院ではすべてのスタッフが遵守する感染防止対策業務指針及び手順書を定め、標準予防策や感染経路別予防策等に基づき、職員の手洗いや消毒、状況に応じた感染予防を実施するため、防護服等の着脱など有事の際の訓練を実施しています。 - スタッフ教育
全スタッフに対し、年2回院内研修を実施し、感染防止に対する知識の向上を図っています。 - 抗菌薬の適正使用
抗菌薬を投与することにより患者様の状態の改善を図ることができても、薬剤耐性菌が発生したり抗菌薬の副作用が生じたりすることがあります。このため、当院では適切な抗菌薬を選択し、適切な量を、適切な期間、適切な投与ルートでの投与により抗菌薬の適性使用を実施しています。 - 感染対策連携
当院では「外来感染対策向上加算」を算定しており、福祉法人仁生社 江戸川病院との感染対策連携を取っています。
情報通信機器を用いた診療
- オンライン診療の初診:251点、再診:73 点
- 当院では情報通信機器を用いた診療を算定しております。
- 厚生労働省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」に沿って診察を行います。
- 対面診療を提供できる体制を有しております。
- 急変時などの緊急時には必要な対応を行います。患者様の状況によって当院において対面診療を提供することが困難な場合には、他の保険医療機関と連携し、専門医・専門医療機関を紹介します
一般名での処方について
後発医薬品があるお薬については、患者様へご説明の上、商品名ではなく一般名(有効成分の名称)で処方する場合がございます。
明細書発行体制等加算
※明細書発行体制等加算:1点
当院は、電子情報処理組織を使用した診療報酬請求を行っております。算定した診療報酬の区分・項目の名称及びその点数又は金額を記載した詳細な明細書を患者さんに無料で交付します。
生活習慣病管理料Ⅱ
(特定疾患管理料から生活習慣病管理料への移行について)
2024年6月1日から診療報酬が改定になります。
この度の大幅な診療報酬改定に伴い、『糖尿病』『高血圧』『脂質異常症』のいずれかを主病とする患者様について、これまで当院で算定していた「特定疾患療養管理料」での継続治療ができなくなり、個人に応じた療養計画に基づき、より専門的・総合的な治療管理を行う 「生活習慣病管理」を算定させていただくこととなりました。
厚生労働省の指針に従い、定期受診時に国が指定する「生活習慣病療養計画書」を作成いたします。療養計画書作成にあたり、患者様のご署名が必要となります。患者様と達成目標を共有することで、より良い治療につなげてまいります。
皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
- 対象:『糖尿病』『高血圧』『脂質異常症』のいずれかが主病で通院中の患者様(ただし、在宅自己注射指導管理料等を算定している方を除く)
- 移行開始時期:2024年6月1日
- 療養計画書の発行頻度:1~4ヶ月に1回
- 加算点数:生活習慣病管理料(Ⅱ)333 点